鉄骨製作の全てはここから。
図面作成。
CADを使って、建物に用いられる鉄骨材の設計を行っていきます。ポイントは、建物自体ではなく、建物に使われる素材の図面を作ることです。
一般的に「設計図」というと、建物の設計図をイメージしますが、それに使われる一つひとつの素材にも決められた形が定められています。より深い分野での図面作成が醍醐味です。
切断は、建物全体の構造に
影響を与える重要工程。
H鋼など、工場に運び込まれる重量鉄骨は重さが1トン以上あります。鋼材を図面の指示に従って、加工機で穴を開けたり切断するのがこの工程です。
大きな鋼材に対する加工ですが、少しの誤差が建物全体の構造にも大きな影響を与えるため、非常に重要な仕事でもあります。
図面通りの寸法・形を
再現する組み立て工程。
切断加工した鋼材同士を組み合わせたり、建築に必要なさまざまな鋼材を付加していくのが組み立て工程です。実際に図面通りの仕様になるよう慎重に組み合わせを行い、溶接で仮止め（スポット溶接）を行います。組み立て後、図面との違いがないかどうかを確認するのも重要な作業です。
鉄骨製品の強度を
左右する溶接工程。
組み立て工程で仮止めされた鉄骨を、面的に完全に溶接するのがこの工程。鉄骨の強度を左右する重要な仕事です。ナグテツでは技術者の手作業による隅肉溶接などの方法で、鉄骨部品をしっかり固定していきます。
さらに超音波検査装置を使って、溶接面の接合具合を確認し、お客様の要求に応じた確かな製品を作りだしています。
完成した鉄骨を
水や空気から守る塗装工程。
重量鉄骨の原材料は「鉄」です。鉄は湿気に弱いため溶接を終了した鉄骨には素早くサビ止め塗装を施すことが必要になります。ナグテツでは塗装機械を使って「下塗り」であるサビ止め塗装を行い、鉄材が水や酸素と触れるのを防いでから出荷しています。
地域の鉄骨業界全体を
支える運送。
加工・製造した鉄骨を納品するのが、ナグテツトランスポートの役目。重量鉄骨をクレーンなどで持ち上げ、10トントラックに平積みしていきます。この積み上げ作業には荷崩れを防ぐ上で重要なノウハウがあり、設置業務のスキルが必要になってきます。ナグテツトランスポートのドライバーは他社では身につかない+αのスキルが身につきます。
また、当社だけではなく周辺地区の会社で作られた鉄骨の納品もサポートしています。地域の鉄骨業界全体を支えるポジションです。
